月の龍めぐり　10月　《縄文紀行》五島列島編＆長崎

2025年12月1日 2025年12月1日

にゃんこ

hitukiが受講している縄文講座。
今回は、五島列島での受講となったので、前日から長崎県長崎市に入り
一緒に受講する友人と崇福寺にお詣りすることにしました。

崇福寺

ここは渡来した唐人の希望によって建てられた寺らしく、様式が日本の寺とは違います。
中国の建築らしい竜宮門をくぐり、媽祖堂を目指します。
観音さまや韋駄天さまなども祀られているのですが、日本とは違う様式の像で、道教っぽいんです。
この寺には以前に来たこともあるのですが、媽祖さまとは「天上聖母」でありマリアさまっぽい穏やかさがある神さまなんです。

その昔、長崎と中国沿岸部との貿易に、航海の無事を願うために海の神さまとして、船に乗せられていた媽祖さまの像を陸に上げたのだそうです。
なので今も無事の航海を願うのに、漁業など航海業の方など、お詣りする方が多いようです。

われわれも、明日の五島列島への船の旅に備え、お詣りさせていただきました。が・・・いきなり来た〜！
またまた、hituki、グラッ！と来たんです。（またですか〜）

媽祖堂に入ったら、しんどくなったんです。
そして、まさか？と思いながら・・・聴いてみたら？（内なる方？に？）
媽祖さま『われわれを、乙姫さまの所へ連れて行ってはもらえませんか？』
hituki『え？みなさんをですか？』
媽祖さま『はい〜⭐︎われわれ一同を、お願いしますね⭐︎』
それ以降、多くを話すこともなく静かになってしまったのです。
hituki『ご、ご一行さまをですね。。。』
また、頼まれてしまったのです。

媽祖さまのエネルギーは、日本の観音さんとも、マリアさまとも違う、独特の強さがあって
女神さまっぽくなくて、やはり嵐を抑えるパワーがあるんだろうな〜。
なんか孫悟空の三蔵法師のようなイメージですかね。
そして、また帰ったら鉢伏山に行くことが決定されたのでした。

五島列島（上五島）中通島

翌日は、フェリーで五島列島の上五島の中通島（なかどおりじま）に向かいました。
この島は小さい島なのに、29もの教会があるのです。（媽祖さまのおかげか？無事到着！）
※お土産のクッキーの箱に、教会の案内地図がありました。

縄文講座として（もちろん縄文がメインですが）、いろいろ教会めぐりをしていると
ルルドの泉を模したように、壁面に窪みを作り祀られている祭壇が多いのです。

ある教会の横の通路の突き当たりにあったマリア像。※あえて、そのマリア像の写真は掲載していません。
そのマリア像を見た途端、車に酔ったようにグラッ！と来たんです。また！？
またですか〜？

マリアさまが『連れってって〜。』と、また乙姫さまの所に連れて行く事になったのです。
媽祖さまご一行も、マリアさまもまとめてお連れしたらいいじゃないか〜。
と、hitukiはちょっと開き直ってきました。
（まさかこれが使命？いやいや？・・・今は考えないでおきます。）

この地は、病人の隔離療養地だったり、隠れキリシタンを弾圧から守ったり、そんな辛く悲しい歴史の地。
人の信念の支えとなった信仰の象徴として、マリア像を観ていると、『助けたい！』そんな思いが
殉教的、死とは？など、キリスト教的（あくまで西洋的な）というよりも
仏教的なイメージが湧き、マリアさまと観音さまの合体的？イメージがするんです。
慈愛と成仏の思いが混ざり合ってるような、そんな場所から縄文遺跡は出ると、縄文文化の平和な安らぎの世界と繋がっている気がしてくるんです。

ふるさと観音公園

五島列島は小さな島の集合で、上五島の中心にある中通島の奈良尾港を見下ろす高台に、ふるさと観音公園があります。
この金ピカの大きな観音さまに、さっきの深〜いさまざまな思い、雑念などの供養をお願いすることにしました。
『頼れる！』
この大きさ、この色、凄いんですが、このくらいのパワーが要る場所なんだと納得しました。
観音さんにお礼を言って、色んな思いは成仏させてもらいました。
（お連れする方々は、静かに入ってるんですが・・・）