月の龍めぐり　11月　《縄文紀行》日立編　御岩神社

前の記事の続きで、縄文講座で今回訪れたのは、茨城県日立市の御岩神社（おいわじんじゃ）。

御岩神社

hitukiは初めて訪れる神社だったのですが、最近はパワースポットとして人気の神社だそうで、今回も人は多かったようです。
神社に向かうタクシーで、地元の運転手さんが子供の頃には、こんな神社があることも知らなかったとか。なかなか楽しみなのでした。

縄文遺跡が出るような古代の信仰の地。
山岳仏教の山なのに、穏やかなエネルギーですごくいいんです。

面白いのは、神社なのに堂々と仏さまが祀られていて、これは廃仏毀釈しない！という意思、心意気？反骨心？のようなものを感じました。
この地も『水戸学』が伝わる地で、『水戸学』はロック！！な学問のようです。

『水戸学』は前日に訪れた「常磐神社」の中にも出てきた、水戸光圀公が始めた学問で、幕末の時代の水戸藩で重んじられた思想で、吉田松陰を通して、後の明治の指導者たちに受け継がれていったとか。（何だかドキドキする、かっこ良さですね！）

山を周ると、石の仏さまがポツポツとあるのですが、１つ１つキチンとお祀りしてあり、今もちゃんと信仰されているんです。
この気持ちのいい穏やかさは、強く深く静かな意思のような、それでいて意外な優しさを感じる、そんなエネルギーの山ですね。

静かに意思を貫く強さのようなものの大切さを感じる、そんな1日となりました。
また、好きな場所ができたな〜、と静かに喜ぶhitukiなのでした。
明日は鹿島市に向かいます。今回はここまでです。