月の龍めぐり　11月　《東国ニ社めぐり》鹿島神宮 ＆ 息栖神社

縄文講座の翌日、受講仲間たちと東国三社をめぐることにし（結果的に二社しか行けなかったので、二社めぐりと名付けてます。）１日でまわれないかもしれないけれど、行けるところまで行ってみることにしました。
東国三社とは、鹿島神宮、息栖神社、香取神宮の三社を言います。
この三社をめぐると、地図上にできる三社のトライアングルができて、その中に不思議空間ができるとか。興味深いですね。
まずは、鹿嶋市の鹿島神宮に向かうことにしました。

鹿島神宮

鹿島神宮は、レイラインにある神社らしく近年見なおされているらしいのです。
レイライン(ley line)とは、古代の遺跡などで直線的に並ぶよう建造されたものがあるという仮説のなかで、その遺跡群が描く直線のことを言いうようです。（興味のある方はお調べください。）

パワースポットと言われる場所はきっと、古代から変わらずパワーのある土地に信仰が集まったり、人を惹きつける何かがあったのでしょうね。
そういう場所が、地図上で直線的に並んでいたり、意味を成したり、今なら地図でわかることがあるけれど、やはり古代の人の感覚は尋常じゃなかったのでしょうね。

鹿島神宮も、街のオアシスのようなとてもいい森に包まれた神社です。
この森が、すごくいいんです。
拝殿の方には人も多いのですが森には人も少なく、突然風に顔を撫でられたり、歩くといきなり落ち葉が落ち出したり、その風景がまた美しい。
神のサインか？というようなことがいろいろあり、歓迎されてるな〜と実感しました。
岩がご神体だったり、ご神木がご神体だったりする神社もありますが、ここはこの森がご神体なのでは？と感じる森でした。

面白いのは、かなめ石。へそのような形の石がお祀りされていて、この下には大鯰が暴れないよう抑えているのだとか。
（へそ型なのが笑えます。）
下には岩盤のように大きな石があり、そのへそなのでしょうね。

息栖神社

神栖市に移動し、息栖神社に向かいました。
ここは鹿島神宮のスケール感と比べると、何か静かでおとなしい印象があります。

しかし、面白い造りになっていて、男瓶、女瓶、という井戸が象徴的に祀られているんです。
利根川に向かって大きな鳥居があり、その左右にこの井戸があり、忍潮井（おしおい）と呼ばれる日本三霊水の一つだとか。
湧き出る泉は気持ちいいです。

この神社は、何かこの土地の守り神として在る印象ですね。

実は、香取神宮もまわりたかったのですが、時間ぎれとなってしまい、息栖神社の鳥居からの夕日をゆっくり眺めて帰ることにしました。

トライアングルをまわれなかったのは残念ですが、また機会が在るような気もします。
今回は、一つづつの神社にご挨拶をして、エネルギーを味わうことにしました。
なので、東国二所めぐりとなりました。今回はここまでです。